仏  話

速成寺法話集
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醒睡笑(せいすいしょう)より「御利益の事」

比叡山のある僧が、

たいへん貧しかったので

金持ちに成りたいと

鞍馬に七日籠り、

ひたすらに

身の富貴を願った。


七日のち、

なんの験もなく

もう100日ほど

心から願い続けた

「金持ちに成りたいと」

心から願い続けた


100日目の夜、

お告げがあった

「私は知らない、

 清水に参れ」

僧侶は清水寺にて、

また100日

「金持ちに成りたい」

とひたすらに願う


100日目の夜、

「私にはわからない、

 加茂明神に申せ」

と、またお告げがあった

また加茂へ100日

籠参したところ、夢に

「和僧(あなた)が
 
 これほど参るのが

 いとおしいから
 
 御幣紙と、

 うちまき(おひねり)

 の米ほどのものは

 必ずやろう。」と、

神が仰せられたと思うと

夢がさめた。

なんと情けないことか、

その程度のものを

もらっても

何の足しになることかと、

自分の住む坊に帰った。


そこに見知らぬ小僧が

やってきて

「預かりものです」

といって箱を

軒先において行った。


箱をあけてみると、

夢の通りに

上質の白紙と、お米が

いっぱいに入っていた。


慌てて小僧を

追っかけるも、

はて、一本道のはずなのに

陰も形もない。


これはありがたい事だと思い

紙はお札に

米も浄米にと

惜しまず分け合い

多いに使ったけれど

使えども使えども

紙と米の尽きる事は

無かったという。


まあ、こういった事例も

あることですから

祈願するときは

あきらめる事無く、

忍耐強くというお話☆

合掌
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- | 2018/03/27 4:59 AM
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